《MUMEI》

次の日の

朝の事です──。

僕は

寝ぼけ眼でベッドから起き上がりました。

「朔夜」

「ぇ」

≪ス‥≫

「??」

琉輝椏様は

僕の頭に何かを装着しました‥。

触ってみると‥

フワフワした感触。

でも‥

耳の方に何やら違和感が‥

「?」

ヘッドフォン‥??

「琉輝椏様、ど‥」

どうしてデスカ??

「これで少しは気晴しになるだろう」

「ぇ」

「そのボタンで再生出来るようになっている」

「ぁ‥」

本当です///

画期的な機能とは

この事だったんですね──///

「ありがとうございます、琉輝椏様///」

僕──

今とっても嬉しいです///

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