《MUMEI》
不思議な体質
『也祐?』


俺は体を反転させ、也祐を見つめた。


『ならなくていいんだ、祐也』


也祐は俺をきつく抱き締めた。


『祐也のその体質は、確かに不思議だけど、それは私に愛される為に神様が授けてくださったんだ』

『どういう…意味?』


『可愛い祐也が大好きだって意味だよ』

『な、也祐!…い、いよ…もう…』


也祐は、言い終わると同時にまた俺の性器の愛撫を始めた。


『そんな事無いよ…祐也は若いから、まだ、足りないだろ?
私に合わせなくてもいいんだ』


『ンッ…』


そして、也祐は、俺の性器を躊躇いなく口に含んだ。

温かい也祐の口の中と、俺の感じる部位を的確に攻めてくる舌の動きが、俺の思考を麻痺させていった。


『アッ…也祐…也祐ゥ…ッ…』


俺の体が震える。


『は、な…れっ…ッ…!』

必死で堪える俺を見て、也祐は楽しそうに


強く、吸い上げた。


ビクン!


『ハァ……ッ…ごめん』


堪えきれず、俺は也祐の口の中に精液を出してしまった。


也祐は当たり前のようにそれを飲み込むと


『大丈夫だよ。だから、このままでいてくれ、祐也』

そう言って、また俺を抱き締めた。

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