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《MUMEI》 キスして「なあ〜凛？あいつ、誰なんだ？」 「あ〜、なんかさ〜俺のファンなんだってさ…」 カイルが、ピクッと反応した。 「ファン？凛はオレのだ！」 …オイオイ…いつからそうなんだよ、全く… 「凛…キスして？」 カイルが、俺の顔を覗き込む。 …うっ…真っ黒な瞳が俺を見つめる。ヤバい…クラクラする。 「たまには凛から、キスして欲しいんだぞ。」 …う…それは… 「な、早く…凛…」 あ、まつ毛長い〜って関係ないね… カイルの唇に軽く触れるようにキスをする俺だった。 前へ |次へ |
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