《MUMEI》 「ましろちゃん早くこっちおいでよ。」 「はい。」 ましろは音歌と向かい合わせに座った。 「いいなぁ、ましろちゃんの部屋はこんなに可愛くて。」 「伊野さんの部屋はどういう感じなんですか?」 「私の部屋はねぇ畳の部屋で、可愛いもん一つもないの。」 「可愛い物が好きなら買ったらどうですか?」 「うん、そうしたいのは山々なんだけどね、私ん家って剣道場なの、だからかなぁお父さん厳しくてそういうダメなの。」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |