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《MUMEI》 「おじさん、 昼間っからチャリ乗って何してんですか。」 話反らそう。 「お兄さんね、 まあ、仕事だよ。仕事」 「…ニートですか」 「仕事っつったじゃん!!!立派に働いてますよ。」 「おでこ大丈夫ですか」 「あー別に。 …いつものことだし。 それよか なんで倒れたの。」 いつものことってなんだ? と思ったが、 話を進めよう。 「まずおじさんの名前からでしょう?」 「餓鬼のくせに、話反らすの上手いね。」 イラっときた。 「…馬鹿にしてんすか。 あんただって、そうしたでしょーが」 「あーわかったよ、 お兄さんが悪かった。 だから怒んな、な?」 「…おじさんでしょ…」 「え?なんだって?」 「あーいえ、 んで、あんた何者ですか。」 「うん。じゃこうしよう 。 俺が今から話すことを君が納得できたら名乗ることにしよう。」 「…いいですけど」 どこまでも面倒くさい人だと思った。 こんな怪しい人の話なんか信じられるか、 と思ったけど、 聞くだけなら、と思い 承諾した。 前へ |次へ |
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