《MUMEI》

「おじさん、

昼間っからチャリ乗って何してんですか。」

話反らそう。

「お兄さんね、


まあ、仕事だよ。仕事」











「…ニートですか」

「仕事っつったじゃん!!!立派に働いてますよ。」











「おでこ大丈夫ですか」

「あー別に。

…いつものことだし。


それよか
なんで倒れたの。」









いつものことってなんだ?
と思ったが、
話を進めよう。











「まずおじさんの名前からでしょう?」

「餓鬼のくせに、話反らすの上手いね。」






イラっときた。










「…馬鹿にしてんすか。
あんただって、そうしたでしょーが」

「あーわかったよ、

お兄さんが悪かった。

だから怒んな、な?」

「…おじさんでしょ…」


「え?なんだって?」


「あーいえ、

んで、あんた何者ですか。」











「うん。じゃこうしよう

俺が今から話すことを君が納得できたら名乗ることにしよう。」





「…いいですけど」











どこまでも面倒くさい人だと思った。











こんな怪しい人の話なんか信じられるか、

と思ったけど、

聞くだけなら、と思い
承諾した。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫