《MUMEI》

ライブの当日、僕はあの女店長が本当に来るのか気になっていた。

僕がライブハウスに到着すると、すでにあの5枚は予約通り売れていた。

どんな人が買いにきたのか思い出してくれと頼んだが、あまり記憶にないらしく、あの店長かどうかはわからないままリハーサルに入る。

僕のドラムを人は「外人のようなプレー」だと言う。でも、僕は自由に叩いてる。
好きに叩いてるだけ。
ちゃんとドラムの勉強なんてしたことない。
楽譜も読めないのだから。。。

ドラムを叩くとスッキリする。
僕らの歌を聴きにきてくれる人達もいる。

まだまだお金にはならないけれど……

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