《MUMEI》
決意の一歩
誕生日。
学校ではもう、いつもの毎日。
奴がいなくなっても、何一つ変わらない毎日。
友達は
「だいじょうぶ?」
そう、声をかけてくれる。
「うん」
このままじゃだめだと、考え続けで一月以上。
自宅に帰った。
夜九時頃、電話がなる。
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