《MUMEI》

≪ス‥≫

「?」

白兎‥

何か見つめとる‥。

懐中時計や‥。

「どうかなさいましたか?」

「ぁ、えと‥っ///」

また

ドキドキしてきてもうた‥。

「ソッ、ソレ‥///」

「ぁ‥これの事ですか(微笑)」

「うん‥。だいぶ前から持っとるみたいやね‥///」

≪クスッ≫

「よくお分かりになりましたね(微笑)」

「大事なもんなん‥? いっつも首から下げとるけど──」

「はい。これは──特別な物なんです」

「特別‥?」

「ああ、俺達にとっては‥な」

「大切にしてきた物ですから(微笑)」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫