《MUMEI》
志島 螢と復学
「志島螢……、帰って来たのか……!」

僕の真後ろに志雄君がいた。忍者のように気配を無くしていた。
かなり驚いたせいで臑がムズムズする。


「知っているの?」

「……ああ、そうか君は……。」

志雄君はそれ以上は語らなかった。



「タマ、余計な詮索はするな。」

千秋様は背筋が凍るような目付きで僕を見下ろした。

「……ハイ」

あれ?僕、仲間外れ……

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