《MUMEI》 「ぁ‥なぁ、黒兎」 「何だ」 「アンタは持ってへんの?」 ウチが聞いたら‥ 黒兎は ポケットから懐中時計を取り出した。 ≪キラ‥≫ 「ゎ‥」 金色‥っ。 白兎は銀色で── 黒兎は金色‥。 「なぁ、何で執事ていっつも懐中時計持ち歩いとんの?」 「仕事をする時に時間を気にするのは当たり前だろう」 「ぅ‥」 そりゃそうやけど‥。 「喋ってばかりいないで食え」 ≪プクゥ≫ 何やねん‥ もぉ‥。 前へ |次へ |
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