《MUMEI》
お腹一杯や〜。
「ふぁ‥」
午後て‥
どうしても眠たなってまうんよなぁ‥。
「にゃ〜」
グレイが擦り寄って来て──
ウチの膝の上で丸くなった。
ウチは目ぇ閉じたまま──
うつらうつらしながら
白兎と黒兎がカップを片付ける音を聞いとった。
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