《MUMEI》

ウ‥

「ウチが‥っ///!?」

「はい(微笑)」

「‥‥‥‥‥‥(唖然)」

「お嬢様‥?」

「ウ、ウチがあげたん? ホンマに‥」

「嘘を言っているように見えるか」

「そ、そう言う訳やないねんけど‥/// ‥ぁ」

「どうかなされましたか?」

「何となく‥思い出してきた‥」

ウチが──

まだ3歳位の頃‥‥

2人は

ウチ位の年の少年で‥

せやのに

一生懸命ウチの為に

お世話してくれたり

遊び相手とかになってくれてた‥。

何かお礼せな思て

祖父様と選んだあの懐中時計あげたんや‥。

せや‥

思い出したわ‥。

≪ほわ〜ん≫

大事にしてくれてたんやなぁ‥///

何か

嬉しくなってしもた──///

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