《MUMEI》

「そこまでは私たちにも分かりません。もしかしたら魔物に造られたかもしれませんね。」


「そんなことない、魔物なんかに造られてないよ絶対。

ライハールやムロ、まだ会ったことないみんな、僕たちの味方をしてくれる。きっと優しい人に造られたんだよ。」


「アキラ様…。ありがとうございます。

この体が滅びるまで私はあなた様をお守りいたします。」


「体が滅びるまで、僕を守らなくていいよ。ずっと僕たちのそばにいて。」


「それがアキラ様のお望みなら、私はそれに従います。」

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