《MUMEI》

「そんなことがあったのか。」


今ちょうど、さっきあったことを話し終わった所だった。


「すみません勳羅さん!俺、塁羅の血を貪りすぎ、血を流しすぎました。」


「べつにいいよ綺嘉君、塁羅は生きているんだし、それは塁羅が自分の意志でやったことだし、

それに綺嘉君が元に戻って良かったよ。あと数分瑠姫麗さんが早く着いていたら綺嘉君たぶんここにはいないよ。」


「あぁ私がお前を始末していた。」


「だから塁羅には謝るじゃなくて、ありがとうを言ってね綺嘉君。」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫