《MUMEI》

ましろは痛さで汗が出てきてきた。


「次はちゃんとした斬れ味が知りたいよね。ねぇましろちゃん。」


音歌はましろに優しく微笑むと、刀を構え一気に両膝を斬り落とした。


"ビシャー!"


大量の血が噴き出し、地面にましろの両足が落ちた。



「ぎゃあ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ーーー!!」


ましろは叫びながら、下を見た。


最初に目に入ったのは、血まみれの地面と自分の両足だった。


すごくきれいに斬られている。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫