《MUMEI》 心臓がドクン、ドクンと音を立て動かしている。 また生き返ったんだ この感触ベッドじゃない草の感触だ。私地面で寝ているんだ。 ましろは目を開けることが怖かった。 目の前に音歌がいると思うと、目を開けることが出来なかった。 でも足音も音歌の声もしない。 ましろは、恐る恐る目を開けてみた。 またこの空… もう暗くなっていた。 今何時だろう…。 前へ |次へ |
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