《MUMEI》

名前を呼び合うほど
仲良く
なってしまったら
取り返しのつかない
ことになるから…


塁羅は顔を伏せた。


「綺嘉君、それはもうちょっと待ってくれるかな?」


「あっはい、分かりました。」


塁羅…
お前はどんな
過去を抱えているんだ


『塁羅、もうちょっと寝てろよ。』


「はい、そうさせて戴きます。今日は魔法を使い過ぎました。」


塁羅は横になり、3人が見守るなか眠りに落ちた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫