《MUMEI》

「そうですよね。」


塁羅は読みかけの本に、栞を挟み閉じた。


ペロペロキャンディーも舐め終わり、ゴミ箱に捨てた。


「そういえば今日、地下に黒薔薇の騎士団の人が練習に来るって言っていましたよね?」


「あぁそういえば、そうだったな。」


『見に行ってみるか、たぶん見かけたことはあると思うし。』


「そうだな、塁羅も行くだろ?」


「はい。」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫