《MUMEI》 無くなったほうがいい翌日… 翔太は学校に向かっていた。 ガラ… 教室に入る翔太。 「あ、翔太来た〜!!」 「あ〜?」 「なんかね〜、西野先生が翔太学校来たら職員室来るように伝えてって!!」 「…お前が来いって伝えてきて。」 「やだよ〜!! どうせハンド部の話でしょ? あたし関係ないもん。」 「だぁ〜!!マジあいつうぜ〜!!」 しぶしぶ職員室へ向かう翔太。 翔太は、 職員室が嫌いだった。 先生たちは自分をバカにしているような… そんな気がした。 いや、 実際ほとんどの教師は翔太に偏見をしていた。 ガラ… 「…なんだよ?」 「全く… お前は失礼しますの一言が言えないのか。」 「うるせ〜よ!! 早く用件言えよ!!」 「…今日から新チームとして活動するわけだが、」 「なんだよ?」 「放課後までに新キャプテンを決めといてくれ。」 「…あぁ。」 職員室を後にしようとする翔太。 「古田。」 「あ?」 「いや…、」 「…安心しろ。 もう決めてる。」 「?」 「…1人しかいね〜だろ。」 (古田… わかってるのか…) 前へ |次へ |
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