《MUMEI》

「あっ!本当だな。」


『テンア起きろよ!川着いたぞ、これからどこに向かうんだ?』


しかしテンアはまだ起きなかった。


「テンアちゃん、ぐっすり眠っているみたいだよ。どうする?」


「そうだな、腹減ったし休憩にしようぜ。」


『あぁそうだな。』


「ライハールって言うことで、川岸に降りてくれる?」


「はい、畏まりました。」

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