《MUMEI》
3日目
今の時刻
6時45分


「ましろ、起きろ。」


普通ならとっくに目覚ましが鳴っているはずなのだが、昨日セットをし忘れたましろを起こしてくれたのはセツだった。


ましろは眠い目を開け、ベッドの横に立っているセツを見た。


「どうしたの?セツ。」


セツは満足げに笑った。


「3日目突入おめでとう!」


セツは嬉しそうに言い、クラッカーをパンっと鳴らした。


「えっ!?」

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