|
《MUMEI》 ◇◇◇ 「これ‥‥‥‥‥」 あたしにって事‥‥？ ゆっくり‥ その紙を開いてみる。 ≪カサ‥‥≫ 書いてあるのは‥ ちょっと大きめな 丸っこい字。 〝風邪‥大丈夫か？ ゆっくり寝て、体休めてな。 食欲ねぇかもだけど‥もし良かったら、オレの自信作食ってみて。 そんで、待ってるからさ。 また食べに来いよな♪〟 これって‥‥ 蜜樹君‥？ 「嘘っ///！？」 だって‥‥‥ 蜜樹君‥ あたしの住所知らない筈なのに‥。 「何で‥///？」 信玄さんが教えたのかな‥。 ≪ドクン‥≫ ビックリした‥/// 「ぁ‥」 そうだ‥。 開けてみよう。 ≪しゅるっ≫ 「‥‥‥‥ゎ」 風呂敷を開くと‥ 出て来たのは──‥ 箱詰めされた柏餅だった。 ◇◇◇ 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |