《MUMEI》 啓示「コンクリート星人って何?」上男は言った。 「わからない。勝手に思い浮かんだ。これも“散々な目”の一部かも。 あっ、また思い浮かんだ。」 「何?」 「まあ、つまり、説明すると‥ 思い浮かんだ言葉を今から言うけど‥‥ でも、その前に言っとくけど たまに、身に覚えが無いのに知ってる事とか なぜか記憶してる事とかがある。 それを口に出すかどうかは自由だけど、 でも、今も同じように、わかってしまうんだからしょうがない。 それを言わない訳にはいかないし。 そういうルールだからね。 でも、何か起こるだろうな、めんどくさい事が。 ‥と思うんだよ。」 「一つも言ってる意味わからないけど、話続ける?」 「もうすぐ夢が覚めるから言うぞ。 またお前と会えればいいけど。」 カエルは少し間をおいたあと、ゴホンと咳払いをして、こう言った。 「K・S」 前へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |