《MUMEI》

湧雄はポカンと顔をしてから微笑んだ。


「そう、でも気をつけなさい。あなたは可愛い男の子だから。」


湧雄はマントを着、フードを被った。


「は、はい。」


「じゃあ勳羅さん、あたし部屋に戻ります。」


「えっ、一緒にご飯食べないの?」


「「生肉、500グラム。」」


すると湧雄の手に、皿に乗った生肉が出てきた。


「私は大丈夫ですよ。」

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