《MUMEI》

「うっせ〜んだよブス!お前らとっとと巣に帰れ!」
「は〜?城、テメエマジで言ってんの?つかシラケたし〜、行こ?
うちら全員彼氏待ってるし〜」
と、るきあの声。
皆ブツブツ文句言いながら部屋を出て行く。その間俺は半泣きで城とかいう男の胸を押すがビクともしなかった。

つか、全員彼氏つきの女の子……?

日高………




「佐伯の躰キスマークだらけじゃん、これって相手は男?女だったらどんだけ〜?」
「や…!ぁっ……」
拓也さんがそう言いながら俺の乳首に痛い程吸い付いてきた。
すっかり俺は全裸に剥かれて、躰中さっきからベタベタ二人に触られまくっている。

太った男と何故か日高まで女の子達と出て行った。
太った男は一緒にいた女の子が気に入ったみたいで必死にごちゃごちゃ言いながら着いて行った。

「よく下手な女よりって言うけどイイ女と比べたってお前の方が断然そそるな、
なー、
勉強しか能がないヒョロヒョロした男よりキモチ良くしてやるよ、マジで俺と付き合わね?」
「は〜?口説く!ヤリチンの城が?ありえねーし」
「離して、ヤだあ、ヒッグ…う゛〜ヤだあ…」
城に脚を大きく開かされて全部丸見えにされている。恥ずかしいし怖いし、勝手に躰が感じてるし。

「つか本当は拓也邪魔、今回だけだぞ、俺
この女気に入った」
「クソ、俺もい〜なって思ったのに!
城には敵わねーからなあ、クソッ!」
ボクシングで将来プロ目指す位だとかなんだとか拓也さんは言いながら俺の肌に吸い付いてくる。
どうりでこの城って男、物凄い筋肉…。

抵抗する気力も失い、パタリと身を任せだすと、入り口に濡れた指がゆっくりと侵入してきた。

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