《MUMEI》

あまりの綺麗さに

僕がドレスを見つめたまま

ボーッとしていると‥‥

琉輝椏が呼び掛けてきました。

「すまん、気にいらんか」

「いえっ、そんな事全然ないですっ///」

僕はドレスを持って脱衣所に向かおうと駆け出しました。

その時、振り返ってニッコリ笑いかけました。

「早速、着替えて来ますねっ///」

僕はそう言って──

着替える為に

扉を開けました。

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