《MUMEI》
作戦(俊彦視点)
蝶子が手伝っただけで、蝶子が隣にいるだけで、昼飯はおかわりするほどうまかった。


そして、午後の練習が始まって数分後。


蝶子が体育館にやってきた。


[わかってるな、柊]

[はい]


俺と柊は、アイコンタクトで最終確認した。


既に俺は優しい指導になっていたが、柊はまだぎこちなかったから。


心配そうな顔をして、蝶子が俺と柊の様子を見守る。

…最終確認が効いたらしい。


(…よし!)


俺が感心するほど、柊も上手く切り替えていた。


そして、俺は、ひそかに考えていた作戦を実行に移す事にした。


ターゲットは…


蝶子のミニスカートから見えている、美しい生足だ。

俺の手は…


その美脚に触りたくて×4…


ウズウズしていた。


蝶子を椅子に座らせて、ひざまずいて見上げる。


(…いい!)


見えそうで見えないスカートの奥のチラリズムの素晴らしさと、未だに初々しい蝶子の可愛さに、俺は大興奮だった。


興奮してても、下半身のコントロールは完璧にしている俺は、調子にのって三回目の見本も行おうとしたが…


洋子さんに止められてしまった。


…首を傾げる蝶子だけならもう一回いけたのに

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