《MUMEI》 塁羅たちは歩きながら喋り出した。 『死霊使いについて思い出していたんだ。死霊使いは、死んだ霊と契約することによって扱えるようになる。 その時死んだ霊たちに自分の名前を差し出すんだ。そうすると死んだ霊から新たな名前を貰えるんだ。 ただ霊というのはこの世に存在してはいけないもの、人と霊は違う、生きているものと死んでいるもの。 人と霊が関わることは禁忌に等しいと言われている。そのため、めったに死霊使いが誕生することはない。』 「なんで紫吾はそんなに詳しいんだ?」 前へ |次へ |
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