《MUMEI》

来てしまいました‥

屋上に──‥(汗)

「‥‥‥‥‥‥‥」

琉輝椏様は

何を言うでもなく‥

ただ空を見上げています‥。

≪ドクン‥‥≫

聞くなら‥

今しかないようです‥///

「琉輝椏様‥」

「‥ん」

「あのっ、聞いてもいい‥ですか///」

「何だ」

「ル、琉輝椏サマは‥‥‥ずっと‥‥‥‥‥」

「?」

「ずっと、僕を好きでいてくれますかっ///」

「───────」

「琉輝椏様‥?」

「答えは分かっているだろう?(微笑)」

「ぇ‥?」

「お前はオレの許婚でもある」

「ぇ‥‥‥ぇえっ///!?」

≪キョトン≫

「どうした」

「ぃ、い、許婚っデスカ‥///!?」

「ああ」

「琉輝椏サマ‥///」

琉輝椏様──

≪がばっ≫

「嬉しいデスっ(笑)」

「な‥っ、おま‥///」

「?」

「ぁ、すみません‥///」

「いや、暫く──そのままでいろ」

「ぇ‥?」

「こうされるのも──悪くは無い(微笑)」

琉輝椏様は

僕に抱かれたまま──

目を閉じて‥

幸せそうな表情を浮かべていました──。

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