《MUMEI》

「ふぅ‥‥」

まだまだ完成までは程遠いです‥(汗)

でも‥‥

諦める訳には‥っ。

せっかくここまで出来たんですから。

最後まで──‥

「朔夜、もう遅いぞ。寝た方がいい」

「ぁ、ハイ‥分かってます‥でもっ」

「?」

「でも、どうしても明日までに完成させたいんです。だから‥‥」

「分かった‥‥なら好きにしろ。たが、無理だけはするな。オレが言いたいのはそれだけだ」

「ハイ、ぁ、ありがとうございます‥///」

琉輝椏様がベッドに入るのを見届けて──

僕は再び‥

作業を再開しました。

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