《MUMEI》
行方不明なカード
「あれ‥?」

ポケットからトランプを出したウチは‥

枚数を数えてビックリした。

2枚あるハズのジョーカーが‥

1枚しかあらへん‥。

「また落としてもうたんやろか‥」

ウチは‥

一旦トランプをポケットにしまって──

廊下に出た。

「あらへんなぁ‥」

「どうか──なさいましたか、お嬢様」

「ぇ‥///」

白兎‥。

「何か、お捜しですか?(微笑)」

「ぇ、ううんっ、別に‥///」

≪ダッ≫

ウチは‥

どぎまぎしてもうて‥‥

咄嗟に‥

その場から逃げ出してもうた‥。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫