《MUMEI》

*「いいか!?よく聞け…!

…これからキミに演じてもらう“役”の設定だ。」


出来杉は早口で巻くしたてる。



*「…ジャイ子を拐ってきたのはキミだ。」


「…そ!…そんな事をジャイアンに言ったら、僕は殺される!!」


*「黙って聞け!!

…そうならない為の策は用意してある!」



僕はグッと反論を堪えた。



*「いいか?…二人が地下室に入ってきたら、合図しろ。

…キミがジャイ子を拐ったことを打ち明けた後に、日本刀をジャイアンに渡すんだ。

…ふてぶてしく挑発することも忘れるなよ…。」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫