《MUMEI》

「どうした、朝食の時間だぞ」

「ぁ、えと、その‥‥///」

≪スッ≫

「琉輝椏サマっ、こ、これ‥///」

≪キョトン≫

「オレに‥?」

「ビーズのネックレスなんです、けど‥、も、もし、良かったら‥///」

「───────」

琉輝椏様は‥

しげしげとネックレスを見つめて‥

頬を染めています──。

「有り難う(微笑)」

「‥///」

「付けてくれるか」

「ぇ、‥‥‥ぁ、ハイッ///」

僕は

琉輝椏様の後ろに回って──

ネックレスを付けてあげました。

「‥似合うか」

「ハイ、とっても///」

僕が言うと──

琉輝椏様は

少し照れたように鏡を見つめていました。

そして

僕の方を振り返って──

ニッコリ笑ってくれました‥///

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