《MUMEI》

僕は

すっかり馴染んできた猫耳の

フサフサした部分を撫でながら‥

琉輝椏様がミシンをかけている音に耳を傾けていました──。

今度は──

どんなドレスが出来上がるのでしょう──。

楽しみです‥///

「朔夜」

「ぁ、ハイ‥?」

「ぁぁ、ぃゃ‥」

「?」

「また何処かへ行きたいな‥」

「ぁ、ハイ‥///」

琉輝椏様と──

今度はどこに行きましょうか‥。

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