《MUMEI》

ましろは、赤く甘そうな苺を食べてみた。


「美味しい!」


あまりに美味しくて、声に出してしまった。


「そうだろ。」


「えっ?セツ…。」


セツは、いきなりましろの隣に現れた。


「これは、全部俺が作ったんだ。」


「全部、1人で?」


「あぁ、この村の神は、俺1人だからな!」


セツは笑顔でましろに言った。


でも
なんか
無理して笑っている?

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