《MUMEI》

琉輝椏様と

ブティックを後にした僕は‥

この帽子を被って歩いている訳なのですが‥‥

≪ドクン‥≫

やはり‥

目立っています‥///

「‥///」

恥ずかしくなって‥‥
琉輝椏様の後ろに隠れるようにしながら進んでいます‥。

「朔夜、食事でもするか」

「ぇ‥?」

「歩き回ったからな。少し休憩も兼ねて──」

「ぁ、ハイ‥///」

僕は

相変わらず琉輝椏様の後ろに回り込んだまま‥

小さなお店に入りました──。

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