《MUMEI》

本当に──

猫になった気分デス‥///

「ふぁ‥」

流石に寝てしまいそうだったので‥

いつもみたいに正座して座り直しました。

≪ス‥≫

「?」

差し出されたのは──

可愛らしい蜜柑。

「ぁ、ありがとうございます‥///」

やはり

炬燵には蜜柑──

ですよね。

ゆっくりと皮を剥いていると‥

琉輝椏様はそんな僕の仕草に

また小さく笑いました。

可愛い

そう言って──

優しい微笑みを浮かべていました。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫