《MUMEI》 だが理由はどうであれ、スネオの母の声は、今まさに息絶えようとしているスネオの耳にも確かに届いた…。 「……マ……マ……?」 「スネオちゃあああああん!!」 母親は悲痛な声を上げながら、スネオに駆け寄った! スネオはその姿を確かめると―――… 「……ょ…かっ…タ…ぁ……」 …微かに笑った――…。 そして… ………ガクン………。 …安堵したように息を引き取った――…。 「スネオぢゃああああん!!」 スネオの母は、地下室で一人息子の死を目の当たりにし、絶叫にも似た悲鳴を上げた…。 前へ |次へ |
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