《MUMEI》
俺の好きな蝶子(俊彦視点)
(相当パニクッてんな)


脱衣所に洋服が無い。


なのに、風呂場には確かに蝶子のシルエットがうつっていた。


(可愛いなぁ、本当に)


俺は、蝶子が出てくるのを待った。


その方が、脱がせる楽しみが増すからだ。


慌てる蝶子の腰に手を回し、ホックとファスナーを下ろすと、ミニスカートがストンと落ちた。


それから上半身を直に触りつつ、ブラのホックを外し、キャミソールとTシャツを捲り上げていく。


「はい、蝶子、ばんざい」
「…っ」


蝶子は、恥ずかしそうにしながらも、素直に腕を上げてくれる。


俺は一気に蝶子を上半身裸にする。


そして、もう一度、…


腰から足を撫でるようにして、最後の一枚を脱がす。

「…っ…ン…」


この時の、蝶子の吸い付く肌の感触と、快感に震えながらも恥じらう感じが…


たまらなく、好きだ。


それから…


「ン…ッ……」


同じように、俺に体を洗われながら、快感に震える蝶子が


その、快感を、声を堪える蝶子が


俺は、…好きだ。


俺は、綺麗になった蝶子にキスをした。


…蝶子はキスがものすごくうまくなった。

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