《MUMEI》

「みすず…………?いるのかー?……駿?」

パパが帰って来た。


「パパ、おかえりー!」


「駿だったのか……。」

パパは僕の頭をわしゃわしゃしてくれた。


「…………駿、誰か家に入れたのか?」

パパの顔が怖くなった。


「あ……だって、魔法使いだもん……」

パパは僕を打った。
痛い……
お姉ちゃんが教えてくれた魔法のスィッチを押した。





「……何をしたみすず!」

パパが頭を叩いた。
お母さんにしたみたいに叩いた……!

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