《MUMEI》 「はぁ‥」 ビックリしました‥。 「余程珍しかったようだな‥。あれ程に人が集まって来たのは初めてだ」 「ハイ‥(苦笑)」 たぶん‥ 僕位ではないでしょうか──。 こういう格好をして外に出るのは‥。 運ばれてきたケーキを見つめたまま‥ 僕は 暫く琉輝椏様の呼び掛けにすら気付いていませんでした‥。 「朔夜、おい」 「ぇ」 ≪ドクン≫ 琉輝椏様が‥‥ テーブルの向こう側から身を乗り出して‥ 僕の顔を‥‥ 覗き込んでいました‥。 前へ |次へ |
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