《MUMEI》

「ファンクラブの奴に金貰って 頼まれたんだ〜校舎裏の部室に連れ出せって…」


カイルは、一目散に走り出した。


煌も、後を追った。


ハア、ハア、ハア…
凛…凛…無事でいろよ…。


「カイルーーッ!!」


その時〜カイルの耳に、凛の声が聞こえた。確かに…オレを呼ぶ凛の声!…


…この中からだ!
ドカッドカッ…
カイルは蹴りを入れた、ドアは中々壊れない…体当たりをした。


バキッバキィバキイィィ…!!!

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