《MUMEI》
年の差
『俺は全然疲れ取れね〜っつ〜のによ、全く元気いっぱいだなぁ』




「何で?何も疲れる事してねーもん、つか
俺アイツら置き去りにして仕事来て良かったんかちょっと後悔してんだよ、どう思う?」





『う〜ん…、その場にいた訳じゃねーから何とも言えねえ!
まあ、しょうがねーだろ、な、ワリイけど打ち合わせあるから切るぞ』


「は〜い、じゃ〜ねえ」








秀幸との通話を終わらせソファにゴロンと転がる。







今日はこれから女性誌の企画で有名女優と対談をする。





その女優がまだやって来ないからダラダラと俺は会議室で待っている。






「次は〜、誰に電話すっかな〜っと……」





……やっぱしとくか?…







俺は自宅にかけだした。

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