《MUMEI》
真夜中のイタズラ(俊彦視点)
回数は少ないが、かなり濃い内容だったので、それなりに満足はしていた。


(でも…まだ、したいなぁ)

俺は、気を失ってしまった蝶子をとりあえず横にして、向かい合わせに寝てみた。


(起きるかなぁ…?)


汗や精液のついた蝶子の体を撫でてみる。


「ンッ…」


ピクリと反応するものの、蝶子の目はまだ開かない。

(そういえば、気絶したまま朝までぐったりとかあったっけ…)


それは、いつも蝶子が『もうダメ』というのに俺がついヤリ過ぎてしまう日だった。


(でもなあ、…あ!)


俺は名案を思い付いた。


向かった先は、冷蔵庫。


取り出したのは…日本酒。

「さぁ、蝶子、大好きな日本酒だよ〜?」

「…ンンッ」


口移しで飲ませると、蝶子の喉がゴクンとなった。


(久しぶりだなぁ〜)


結婚以来、初めてとなる、日本酒蝶子が


女王様蝶子が目を開けた。

妖しく微笑んだ女王様は自ら俺の上に跨り…


「ウ…ォッ…ッ…」

「フフフッ…」


ギシギシッ!


見事な腰使いで、俺を圧倒し


「クッ!」


あっという間にイカせて、お休みになられた。

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