《MUMEI》

◇◇◇

結局‥

あたしは幸福堂に戻って来た‥。

奥の部屋に通されて‥

鴬さんに着替えを貸してもらって‥

濡れた髪を‥

ドライヤーで乾かした。

「お、乾いたか?(笑)」

「ぁ、うん‥///」

≪にぱっ≫

「ぇ‥///」

「髪、下ろしててもカワイーじゃん(笑)」

「ぇ、ぇ、と‥っ///」

目‥‥

合わせらんない‥。

どうしよ‥。

「着物も似合うな♪」

「ぇっ///!?」

あたしは‥

思わず蜜樹君の方を見た。

太陽みたいに眩しい笑顔が‥

そこにあった‥。

◇◇◇

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