|
《MUMEI》 ｢ん？誰だ。茂みにいる奴出てこい。｣ 凛々しい体格をした男が、湧雄が隠れている茂みを見ながら言った。 他のウルフたちも茂みを見た。 湧雄は人の姿になり、茂みから出た。 ｢あたしもウルフなんです、仲間には会うのは初めてで。｣ 初めに湧雄に気づいた男が湧雄に近づいた。 ｢そうか、俺の名前は峪 歩澄(たに ほすみ)。この群れのボスみたいのをやっている。 お前、名前は何て言うんだ？｣ ｢湧雄、綾辻湧雄です。｣ ｢お前何か得意なこととかあるか？ 俺は牛を一発で倒すことが出来る。｣ 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |