《MUMEI》

「きゃっ!」


湧雄は地面に倒れたが、ゆっくり起き上がった。


「あたし化け物じゃないです、あたしウルフなんです。」


湧雄は痛さで涙を流し、立ち上がりながら言った。


「もし同じウルフだとしても、お前は仲間じゃねぇよ。

誇り高きウルフの面汚しが。皆行くぞ!」


「「「おう!」」」」


「待って下さい!」


「お前もいちいち五月蠅いんすよ!」

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