《MUMEI》

「あっやべ!ボスありがとっす!」


青年ウルフは水で素早く洗い流した。


「早く行くぞ。」


「はい!」


ウルフたちは獣姿になり、歩澄を先頭に走っていった。


大人のウルフは子供の湧雄とは違い、足が早くすぐに見えなくなってしまった。


「な、んで…。」


「な、んで、こんな…ことに…。」


湧雄は地面に倒れながら大泣きした。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫