《MUMEI》

――…ガチャ…バンッ!


「こ!こ・こ・このタヌキは、ウチの地下室で私の息子を殺したザマスのよーーッ!!」



ドラミは、背後から突然浴びせられた罵声にビクリとなった!


スネオの母親が玄関ドアを開け放ち、最悪のタイミングで現れたのだ…!



「そんな!誤解です!!」


(それに私はタヌキじゃありません!)


ドラミは必死に釈明するも、その身体はスネオの返り血を浴びて真っ赤に染まっている――…。



スネオの母親の進言は、この状況では、あまりにもドラミにとって不利に働いていた。

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