《MUMEI》 こんな時のメールが一番うざい。 でも、まぁ「お腹PANPAN’Z」とかいう未知の人からのコメントは、楽しみにとっておくとしよう。 今届いたメールを読もう。 タイトル「こんばんは」 「こんばんは。 〇〇カフェの細野です。 この前のライブ、本当に良かったです!!!」 え!? あの女店長、本当に来てたんだ。 ノリノリの人ごみに紛れ、どこにいるのか全く予想もつかなかったからな… メールアドレスは履歴書から知ったのだろう。 しかし、実際あのカフェでのバイトに合格して働いているならまだしも、不合格にしておきながら、ライブには来るとはなぁ… 無表情な人だったが、頭の中も無表情なのかと少し皮肉なことを考えた。 前へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |